ものづくり補助金で受注2割増 風間金型がMC導入、新規開拓

出展:日刊工業新聞記事

風間金型(群馬県伊勢崎市、風間日出夫社長)の受注が好調だ。2016年に「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金(ものづくり補助金)」を活用してマシニングセンター(MC) (MCとは)を導入。
これにより受注が2割程度増えたほか、「顧客からの信頼感が高まり、新規開拓に役立っている」(風間真悟常務)。
同社の主力事業は、自動車や電機部品向けプラスチック金型の設計・製作。生産現場のてこ入れで納期順守が難しかった案件にも対応できると判断、設備増強に踏み切った。
導入効果はてきめん。加工速度と金型部品の大きさが従来設備比で50%向上し、これまで手がけていなかったタブレット端末のケース向け金型などの受注につながった。
今後も生産現場の強化を継続的なテーマに掲げる。風間常務は「金型を作る前段階から段取りを工夫すれば、加工効率をさらに高められる」と意気込む。

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