NPO法人の設立と運営

NPO(Nonprofit Organization 又は Not-for-Profit Organization)、特定非営利活動法人は、( 特定非営利活動促進法に準拠して設立された法人、以下NPO法人と略す)の設立と運営に関心のある方々に参考となることを纏めています。

NPO法人の設立について

NPO法人設立から運営開始までに種々の手順と考慮する点があります。ある団体がNPOを設立することを想定して、 NPO法人設立までの手順・手続き、考慮点、具体的な書類の整備や内部体制の整備などについて解説していきます。
以下にNPO法人を設立する場合の例について解説していきます。


NPO法人を何故選択するか

法人、非法人を含めて組織・コミュニティなどの存在は、種々の形態をとれます。それらすべてについて、 解説することはしませんが、何故、NPO法人を選択するのかを考えてみて下さい。

  • 場合によっては、NPO法人以外の法人格の選択肢は考えられないか?
    • 各種の非営利法人のなかでNPO法人を選択する理由を考える。(設立総会で問われる可能性があります。)
    • 認証基準(事業内容との整合性)、社会的信頼性、団体の特性などを考慮する。
  • NPO法人と合わせて他の法人格(一般社団法人、一般財団法人、株式会社)などを併存・設立させる、または選択する必要性はないか?
    • NPO法人は営利活動ができないとの誤解がありますが、営利活動が主体でなければ可能です。株式会社とNPOを併存させていることも多々あります。
    • 株式会社と異なり、株式発行による資金集めや株式配当はできませんが、適切な報酬支給は可能です。 営利を全面に出す事業や出資者の配当する場合は株式会社が良いです。
  • NPO法人を設立するとき、他の法令にしたがった認証も必要とする事業はないか?
  • 他のNPOを訪問して、参考となる点を吸収する内容がないか?
項目 内容 備考
NPOに関するQ&A 特定非営利活動促進法FAQ
日本NPOセンター
聞いてみよう! - 横浜市
基本的な疑問と回答
法人の種類 法人 - Wikipedia  
連携組織 設立したNPOと連携する組織を考える。 組織としてNPOに参加する、自治体などから受託するなど連携組織を明確にしておく。


NPO法人の設立手順

NPO法人の設立は、各種法律・政令・条例などに従って設立を推進しないといけません。特に、NPOは所轄庁の認証によって設立が可能となります。

項目 内容 備考
他のNPOを参考にする 全国特定非営利活動法人情報の検索 他の類似の活動を実施しているNPOを検索して参考とします。
都道府県、政令都市別にどのようなNPO法人があり参考とします。:
横浜市のNPO法人情報の検索
千葉県のNPO法人情報の検索
設立県でも調べてみると良いでしょう。
他のNPOとの連携事業や社会貢献活動に関心がる方々との人的ネットワークが有効でしょう。
申請手続き概要の理解 設立認証のための申請手続き
横浜市のNPO関連トップページ
横浜市のNPO申請手続きのページ
作業がかなりあります。
申請先を把握 NPOを知ろう(NPOの基礎知識)
所轄庁:その主たる事務所がある都道府県の知事。(その事務所が一の指定都市の区域内のみに所在する場合は、当該指定都市の長)
千葉県印西市に事務所を設けるときは、千葉県となります。
所轄庁の情報を得る 千葉県NPO・ボランティア情報ネット 法令・条例に従って実施します。


設立申請準備

項目 内容 備考
説明会の参加 (千葉県)NPO法人をめざす県民のための説明会 予め疑問点を整理して臨むと良いでしょう。
申請の手引きの入手 (千葉県)特定非営利活動法人申請・届出の手引き 印刷物を準備している所もあるので入手すると良いです。
指定書式の入手 (千葉県)特定非営利活動法人に係る各種申請書類の様式及び記載例 申請所轄庁のホームページから入手します。
NPO設立準備プロジェクト 設立準備プロジェクトを設立
設立に必要な10人以上の対象者や核となるメンバーと準備プロジェクトを設立する。
基本的な目標(NPO設立の目的や事業概要や設立申請時期など)を設定する。目標の合意と共有が大切です。
設立準備に伴う作業の洗い出し、役割分担、スケジュール、費用精算などの決める。 予めどのような作業が必要か作業分担を理解して上で進めます。


NPOの設立・運営に関わる参考情報

項目 内容 備考
NPO全般 NPO - Wikipedia 分かりやすく纏まっています。
内閣府NPOホームページ NPOに関する全般が理解できます。
日本NPOセンター
    組織基盤強化の必要性
  1. NPOの社会的定着と信頼性の確保(信頼性)
  2. 他のセクターでは取り組みにくい課題に対応するNPOの拡大(先駆性)
  3. NPOの財源の多様化を図るための取り組みの定着(自立性)
  4. 地域生活に必要とされるNPOの取り組みの定着(地域性)
  5. マルチステークホルダー・プロセスの推進と定着(協働性)
  6. 社会に対してのメッセージの発信力の拡大(社会変革性)
インフラストラクチャー・オーガニゼーション(基盤的組織)です。
NPOヒロバ(データベース)  
マネジメント ピーター・ドラッカー「非営利組織の経営」
資料1(PDF)
資料2(リンク)
示唆に富んだ内容です。
ファンドレイジング  
寄付について NPO活動では、寄付についての知識が役に立ちます。
NPO参考事例 NPOには種々の取組みがあります。   他のNPOを参考にしながら設立や連携、活動内容を組み替えていくと良いと考えます。