つながりと見える化のIT構築プロジェクトとは
現代社会に存在する人間も組織・国家もそれぞれ個別・単独・孤立して存在することは不可能です。 目に見える/目に見えないに関わらず、感じる/感じないに関わらずつながりの中で存在しています。
- 日々の生存に必要な食糧は、どこかで誰かが生産したり、それを採取、運搬、加工、調理、販売などされたものです。
- 食材となるものには、他の生命(魚・家畜など)の犠牲や食物連鎖のなかで他の命のお蔭でつながり存在するものもあります。
- 日常利用利用している工業製品も部品やその原材料や生産のためのエネルギーも原材料からの入手・加工を考えると世界中とつながりがあります。
- 地球上のあらゆる生命体・植物も地球環境の恩恵や脅威とつながりながら存在しています。
- その地球も太陽などの宇宙とつながりがあって存在しています。
- 人間の活動に欠かせない知識も多種多様な内容と価値でつながりがあります。
- 例えば都会に存在する人の衣食住などの日常品をつながりをたどると地球上のあらゆる人や組織、国家、生物、植物やものとつながっています。
- 人間の営みは、国家や地域を超えた他の人の営みや他の動植物のお蔭や犠牲のつながりで存在しています。
- インターネットを中心とするIoTの世界のつながりも同様に個人、組織、国家を超えて、人や機械や種々のものとつながっています。
- 技術の伝承のために
- 効果的・効率的なプロセスの構築のために
- 組織の健全性の維持のために
- 継続的な改善のために
- プロジェクトの成功のために
- イノベーション・改革の推進のために
- 現状の把握・分析のために
- 継続的に学習する個人や組織のために
- 環境汚染の対策・防止のために
- 貴重な自然保護のために
- 災害防止や災害時の迅速な対応のために
- 障壁、排除、独占、独裁、孤立、孤独、抑圧、貧困、飢餓などから安全、安心、豊かさ、価値創造への転換のために
- 口述により経験を通じて体験させ取得させる技術伝承が全てか!
- ノウハウ・技術は文字・図表・写真・動画などでは伝わらないか!
- 伝承されなけれ消えてしまいます。復活できても時間を要します。
- 職人の技術伝承や新たな技術への挑戦についても取組んでみて下さい。
- 技術伝承は、人への優しさをもって取り組んでみたいです。決して、甘やかすことではなく、身につけて成長して頂きたいとの思いを持ってです。
- プロセスは、目標・目的に向かって効果的・効率的につながっていることが必要です。
- 効果的・効率的につながっているか、改善・改革が必要かは絶えず見つめることが必要です。
- 一連のプロセスは個人で出来ることもありますが、複数の関与者で達成します。
- 複数の関与者で行う場合を想定して下さい。
- ものごとには原因と結果の因果関係の連鎖を伴います。
- 組織の健全性は、基本となるあり方を失わないことです。そのためにあり方を共有することです。
- 客観的に共有でき、定量的、定性的に把握、測定することが必要です。
- 組織のあり方と現場の実践との乖離がないか、絶えずフィードバックできる仕掛けが必要です。
- 人は時には不健全な方面に偏ることがありますので、健全性の維持は必要です。
- 法的な面、遵守すべき標準などに対しても取組むのは当然です。
- 社会環境の変化、競合関係の変化、技術環境の変化などに合わせて、継続的な改善は欠かせません。
- 一部の改善は、思わぬところに影響を与えます。改善による副作用も考慮して取り組む必要があります。
- 改善の過去の履歴や改善への取組みの観点を蓄積、参照、分析することにより新たな改善へと結びつきます。
- 改善は人が行います。人と人をつなぐことが必要です。そして組織とも、水平、垂直、上流、下流などの観点も忘れずに。
- ある目標・目的に向かって何かを実現する・具現化するには、暗黙知を形式知にすることが必要です。
- 勿論、経験や実践の中で身につける暗黙知は、何事にも増して重要な知識です。
- 暗黙知と形式知がうまく循環して新たな暗黙知や形式知を創造することは重要です。
- 暗黙知と形式知の循環を支援するのが「つながりと見える化のIT」の狙いです。
- 様々な技術や異なる文化、利害関係で成り立つプロジェクトでは、必要不可欠です。
- 短期的にチームビルディングを行い、役割分担とその遂行するミッションを理解してもらうには必須の要素です。
- プロジェクトでは、多くの対話によるコミュニケーションが必要となります。 しかし、それには、物理的、時間的限界がありますので、「つながりと見える化のIT」を図る必要があります。
- 時には、イノベーションを図る必要があります。そして、イノベーションは、自然に実現できるわけではありません。
- イノベーションでは、その目的に応じて様々な関与者が出てきます。時には、環境(自然、動植物)などへの考慮も重要です。
- 変化は、人は避けたい面もあり、また、大きな副作用を伴う場合もあります。
- イノベーションも絶えず、ゼロからスタートすることではないです。イノベーションのプロセス、技法などの要素も活用します。
- 良きにつけ悪しきにつけ人間の営みは絶えず変化して止むことがないようです。
- ものごとは、足元を見つめて、自己のいる環境や状況を把握することが必要です。
- 空理空論では、着実な実践はできません。
- 現状の問題認識や課題から新たなことも生まれることがあります。
- 現場の実情から乖離したものは、有効となることは困難です。但し、すべて現場を第一とのことではありません。時には、旧習を打破して新たな創造が必要となります。
- 現状を把握・分析して初めて、有効な戦略が立てられます。
- 現状を見える化したマップなどで把握することも大切です。
- 継続的に学習して、更に発展させるためには、学習内容を残しておくことが必要です。
- 中国の古典のように数千年に亘り、人々の知恵として引き継がれているものもあります。
- 変化の激しい時には、変化により必ずしも知識が常に正しい内容とはなりませんが、その変化を知ることも必要です。
- 知識は、人に伝えて更に人間としての知恵にまでに発展できれば良いですね。
- まず、知らなければ始まらないこともあります。学習して更に、自らが納得して、実践して、体得することが必要でしょう。 単なる物知りに終わらぬように心が掛けたいです。
- ソフトウェア開発プロジェクトでの設計からテスト完了までの一連のプロセスの品質状況を見える化するプロジェクト
- ソフトウェア設計は人間が実施するのでフューマンファクタ(人的要因)と設計品質のつながりと見える化のプロジェクト
- 現状業務プロセスを分析・見える化して、課題・問題点を洗い出し改革プロセスとあるべきプロセスを見える化するプロジェクト
- 要求仕様/要件定義からテスト・稼働までのプロセスと技法・方法論・ドキュメントの標準と作成事例を整備・共有するプロジェクト
- プロジェクト会議のプロセスにしたがって議事する内容と議事録の作成の仕方とフォローの仕掛けを整備するプロジェクト
- 製品・商品の販売状況を時間軸・地域・グレードなどで状況を見える化して拡販施策との関連を把握するプロジェクト
- IT活用によるマップ作成を作成し、例えば、サンゴマップ、ハザードマップ、ごみマップなどIT活用して見える化を図り、 それによりつながりと対策を推進するプロジェクト
- どのような範囲・領域のつながりをどうのような技法・方法論で捉えるか?
- 「コンテンツ」は、デジタル広告、webサイト、動画、企業アプリ、SNS、電子メール、印刷物、屋外デジタルサイネージなど、 コンテンツは、ありとあらゆる場面で顧客と接しつながっています。その中でIT活用は重要な役割を担います。 どのようにつなげるかの知識と具体化の技法・方法論・ツールの知識も必要です。
- プロジェクトの特性により、「どのような範囲・領域のつながりをどうのような技法・方法論で捉えるか?」は、一定では ありません。対象領域の知識と適切な選択が必要になります。
- どのように見える化するかの目的や効果が捉えられているか?
- 顧客体験として、顧客に価値を感じさせ、魅了するコンテンツマーケティングの知識もプロジェクトに必要です。
- 継続的な顧客関係が保証される時代は終焉を迎え、絶えず再構築、改善を検討し、必要なプロジェクトを立ち上げます。
- 「どのように見える化するかの目的や効果が捉えられているか?」は、プロジェクトの成否を左右します。 さらに、プロジェクト立上げ時とは変化する場合も考慮して、マイルストーンを設けて、再検証も必要です。
- 見える化では、データの収集、分析、そして見える化(グラフ、図表、動画、教育、体験演習、RPA、AIなど)をIT活用して自動化・省力化を図るか?
- ゼロからスタートではなく既存の有効な仕掛けを活用・再利用して、つながりの見える化を図ります。
- プロジェクトの特性に合わせて選択・整理・つなげて(連携)して行います。
- 見える化できた情報を知識を活用して、どのようにプロジェクトマネジメントに反映するか?
- プロジェクトの目的・成果へのつががりを理解して、共有・共同して活動を行います
- 個々のプロジェクトメンバーの役割と分担を最終成果・目的へのつながりを理解して活動します
- プロジェクトマネジメントの10の知識領域とそのつながりを理解して、見える化してマネジメントを行います。
- 法令を遵守し、プロジェクトの標準・規程が守られているか?
- 法令、標準も国際化の時代を迎え、多様で、改定もあり、留意する必要があります。
- プロジェクトとしての規定・標準を決めても守らなければ効果がありません。
- プロジェクトの目的と創出する所産
- プロジェクトの体制/役割分担/責任/権限:プロジェクトの有期性と変化、新規性、段階別詳細化、組織内外メンバー
- プロジェクトの計画と成果
- つながりのあるプロセスと見える化、規約、規程、ルールの見える化と遵守の大切さと意識
- リスク、課題、問題点の見える化とそのプロジェクト成果へのつながりの理解
- 見える形でのドキュメント化とその技法、方法論、書式、事例
- 会議/報告の仕方:予め計画・予定が設定し共有しているので、計画・予定通りの内容の報告は不要
- メンバーのコミュニケーション、チームビルディング:あうんの呼吸は期待できない
- 自然発生的な交流、意思疎通では限界、つながりと見える化での促進
- 情報共有・SNS
- 多次元データベース
- ワークフロー
- Microsoft Flow:Web サービス、ファイル、またはクラウドベースのデータがフローで動作
- 人がつながる仕組みをデザインすること:
地域にある課題を地域の人たち自身が発見し、それを自分たちの手で解決していけるようサポートするのが、コミュニティデザイナーの仕事です。 - NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ:
横浜市を中心とした各地域を舞台に、地域を良くしていこうという想いを持つ団体・個人を支援することを通じて、公益の増進に寄与することを目的としています。 - IoTの活用
- ビッグデータの活用
- RPAの活用
- AIの活用
なぜ「つながりと見える化のIT構築」が必要なのか
種々のプロジェクトや事業活動の一貫で「つながりと見える化のIT構築」プロジェクトが重要となります。 プロセスや活動(アクションン、アクテビティ)、機能などにつながりを持たせた設計・デザインを 確保し、その状況を見える化を図ることです。 そのためにITを活用したシステムを構築するプロジェクトです。 事実や真実を見える化して、問題点、課題、リスクを早期に把握し、最終成果や価値を早期・効率的に実現することが目的です。 人間や自然の営みには、つながりがありそのことを充分に理解するためのプロジェクトです。
「知識駆動型プロジェクト」では、「つながりと見える化のIT」プロジェクトを重視して取組みます。 まず、スマート・コンピューティングプロジェクトとソーシャル・プロジェクトを中心に具体的なプロジェクトにも取り組みます。 プロジェクト活動として共通的には、リスク管理、課題管理、問題点管理、Q&A、スコープ管理、WBS、進捗管理、品質管理などは、 それぞれ個別に実施するのではありません。それぞれのつながりと発生から完了までを見える化してマネジメントします。 そこで重要なのは、ITの活用です。詳細は別途、その知識共有のところで紹介します。 総合的にかつ個別的に把握することによりプロジェクトマネジメントを実施します。
【技術の伝承】
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【効果的・効率的なプロセス】 |
【組織の健全性の維持】 |
【継続的な改善】
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「つながりと見える化のIT構築」
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【プロジェクトの成功】 |
【イノベーション・改革の推進】 |
【現状の把握・分析】 |
【継続的に学習する組織・個人】 |
「つながりと見える化のIT化」プロジェクトの取組み例
「つながりと見える化のIT化」プロジェクトでは、プロセスや時間の経過などとそこでの状況を見える化して、 構成要素間のつながりとマネジメントや業務の重点要素を決定していきます。ただつながりや見える化を認識、 詳細化しても知識に欠けると効果的なマネジメントができません。
「つながりと見える化のIT化」の観点
「つながりと見える化のIT化」では、纏めると下記のような観点で取組みます。
人間の行為や自然界の現象は、目に見る、目に見えないに関わらず「つながり」があります。 そのようなつながりや現況をIT活用して見える化して問題解決・課題解決、新たな価値創造を推進する プロジェクトです。更に具体的に学習・研究室で纏めて知識の共有を進めていきます。
プロジェクトにおけるつながりと見える化の重要性
プロジェクトでは機能別・職能別の縦割り組織での活動とは異なりつながりと見える化は一層重要となます。 機能別・職能別の縦割り組織では、時間をかけて、知識を暗黙知として形成・共有することも可能ですし、 同一部門の所属するメンバーは、同様の職能で類似した知識を予め保有しています。 プロジェクトでは、有期での多様な知識を有する、場合によっては異なる文化や価値観を持つメンバーの 集合体として開始されます。下記のような点でのつながりの形成と見える化により、必要な情報や知識を早期に吸収、共有 する必要があります。
支援ツール/支援システム
クラウド・コンピューティングの利用の進展により各種の支援ツール/支援システムの利用が容易になってきた。 但し、多くの中から目的に適したものを選択・活用して、組み合わせるのは多くの知識が必要になり、専門家の共同作業(プロジェクト化)が欠かせません。